【質疑応答11】
加賀屋:えっと、右の列の前から三列目の女性の方。
須田:毎日新聞の須田と申します。あの、先ほどの質問の中で、あの、川合理事が、えー、残存試料については STAP 幹細胞以降のものの解析で、まぁ、ES と一致する可能性が極めて高いと。その前段階である STAP については、あの、そういうことは言えなかったので、まぁ、検証実験は必要だったという主旨のことを仰ったですけれども、まぁ、今回の調査報告書の中では、STAP 由来のキメラの子どもであるとか、テラトーマ画像についても分析をして、やはり、ES 由来である可能性が高いという結果が出ています。ですので、あの、非常に、あの、その先ほどのご発言は矛盾するように思われるんですけれども、STAP 由来の試料については、あの、やはり、以前、ちょっと何月か覚えてないんですが、あの、細切れに、こう、ボコボコ情報が出てきて、そういうものがキメラマウスであるとか、あの、テラトーマの、あの、切片があるっていう話はありましたよね。で、それをもっと早く分析をして、えー、その結果を出していれば、やはり検証実験というのは必要無かったのではないかと思われるんですが、いかがでしょうか?
川合:あの、試料の全貌が解明できたのは、先ほども申し上げたように 8 月末以降でございます。で、そこではじめて全体が分かってきました。そこまで、まぁ、何もしないで待っておれというご指摘であれば、まぁ、そういう考え方もあったかもしれません。一方で、条件をちゃんと見るために、あの、検証実験は、4 月 1 日の時点で相澤先生たちの
発案ではじまっております。パラレルに、あの、動かしたこと自体は、あの、決して間違いではなかったと、私(わたくし)は思っております。
須田:少なくとも、えー、もう少し早期に…あ、その前に、えー、すいません。STAP 由来の試料では解析をはじめたのいつでしょうか?
川合:解析は、あのー、えーっと、マウスの由来解析等は既に 6 月中に発表してたと思いますので、あの、4月以降、あの、ちょっと正確な日にちは今メモ持っておりませんけれど、えっと、連休のあたりからはもうはじまっていたと記憶しております。
須田:STAP 直接由来の試料の解析は?
川合:CDB の残存試料の解析でございます。
須田:それは、ですから、STAP 幹細胞の方が優先されというふうに関係者の方から…
川合:STAP 由来の細胞で、えっと、決定的なのは、私が聞いたかぎりでは、テラトーマの、あの、切片の解析だったと聞いているんですが、あと、それは非常に困難な、あの、状態の試料でホルマリン漬けにされていた試料から遺伝子解析ができるというのは、あの、一般的には、あの、あんまり簡単ではないというか、ほとんど無理に近いぐらい難しい解析だったというふうに聞いてますので、当初からそこから何か解が出るとは、あの、あんまり、あの、自明としては、あの、考えられてなかったと思います。
須田:分かりました。でも、先ほどの全ての、あの、ほとんどのデータが 8 月末には揃っていたと仰いましたよね?
川合:テラトーマはもうちょっと後だと思います。
須田:はい。あ、テラトーマは後だった。でも、その検証実験、特にその小保方氏が参加する検証実験をもっと早く打ち切るという、えー、道もあったと思うんですけれども、そういった判断は何故早くできなかったんでしょうか? 解析結果が揃った段階でできなかったんでしょうか?
川合:えっと、毎日毎日、この日で打ち切れというような、あの、ストーリーで検証実験をしてたわけではないことは、須田さんもよくご存じだと思います。中間報告をさせていただいた時点、それからその時にまだ、あの、調べきってないものがございましたので、そこまでやったところで、もう一度判断するということで、えー、ちょうど 11 月末のところをもって、あの、全体の結論を出したというふうに私(わたくし)どもは理解しております。
須田:もう一点だけ。あの、解析、あのー、えー、様々な解析に、全体でどれぐらいの費用がかかったんでしょうか?
川合:残存試料の解析ですか? はい。えっと、ほとんどがシークエンス、全ゲノム解析にかかっている費用だと聞いてますが、えーと、1,400 万だっけ? 今、我々の方で把握しているのは 1,400 万円です。
須田:ありがとうございました。(0:44:32)